ケラチン含有性嚢胞

2021.5.25

みなさんこんにちは!

看護師の斎藤です😊

 

今日はケラチン含有性腫瘤です。

当院でケラチン含有性腫瘤といっているものにはいくつか種類がありますが、いずれも表皮や毛穴に角質(フケ)がたまった腫瘤です。

中〜高齢犬に多く見られ、腫瘤がたくさんできるワンちゃんもいます。

 

 

🐶症状🐶

皮膚にしこりができる。

放置しておくと大きくなる事がある。

炎症や感染が起きていると赤みや腫れ、痛みがでる。

皮膚表面が破裂して内容物が出たり出血や炎症を起こす。

皮膚の内側に破裂してしまうと酷い炎症が起こり腫れて痛みを伴います。

 

🏥診断🏥

注射針を使い内容物を吸い取って顕微鏡で確認(細胞診)します。

 

💉治療💉

小さい物なら検査後に局所麻酔で腫瘤の中を洗浄するだけのこともあります。

炎症や感染がある場合は抗生剤や消炎剤の投与が必要になります。

大きい物や繰り返す場合は全身麻酔下で摘出する事もあります。

皮膚のしこりやできものには、様々な腫瘍があり、良性であったり悪性であったりと多様です。何かできてしまった場合は早めの診察をお勧めします。

 

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きたのさと動物病院 併設/札幌どうぶつ皮膚科・耳科センター

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