皮膚と耳の病気にスキンケアトリミング ~皮膚のリハビリ~
シャンプー、カット、耳洗浄は皮膚と耳の病気の原因になることがわかっています。シャンプーやカットを正しく行うことは、皮膚と耳の病気の治療や再発予防にとても重要です。
スキンケアトリミングでは皆さまのワンちゃんの肌質・毛質にあったオンリーワンのカットメニューを提案しています。
そして、提案したメニューが本当に肌に合っているかどうかを確認し、問題があればメニューを修正します。
修正を繰り返し最も皮膚や耳の状態に合うメニューは 皮膚病の治療や再発予防のための「皮膚のリハビリ」プログラムになります。
シャンプーやカットにまつわる問題
シャンプーが合わない
薬用シャンプーは刺激が強いものが多いので、ほんとに薬用が必要かどうか見極めることが大切です。
シャワーの温度が高すぎる
皮膚炎や皮膚が赤いときは、熱いお湯はよくありません。28~35℃の間で皮膚に合わせて選んでいます。
スリッカーやブラシの使い方
施術には、スリッカーを使って毛をとかします。でも、このスリッカーは皮膚や毛穴を傷つけることがあります。
シャンプー後の保湿が不十分
シャンプー後の保湿は絶対に必要です。当サロンではこだわり抜いた数種類の保湿剤を使い分けています。また、オゾンナノバブル・ハイドロコーミングによる温浴は保湿効果に優れています。
指先のカット
指先のバリカンカットは要注意です。足先を舐めるというワンちゃんは、指先のお手入れ方法をご相談ください。
バリカンカット
バリカンまけはよくある皮膚のトラブルです。施術の後にかゆみや皮膚炎がおこりやすいワンちゃんには、オールシーザーカットをおすすめしています。
誤った耳そうじ
耳の中はとてもデリケートです。クチュクチュとマッサージを行う従来の耳そうじは、外耳炎の原因になります。当サロンオリジナルの耳そうじは、低刺激なものから、洗浄力を極めた耳そうじまで、いくつかの耳そうじオプションがあります。
無理な肛門腺しぼり
肛門腺しぼりをしてもいつもお尻をこするワンちゃんは、しぼり方に問題があったり、お尻や陰部の皮膚炎があるかもしれません。無理な肛門腺しぼりはおすすめできません。
※肛門腺は、正しくは肛門嚢と言います。
肌に合わない塗り薬
塗り薬や保湿剤はとても効果のあるスキンケアです。でも、皮膚に合わない商品は皮膚トラブルの原因になります。
きたのさと動物病院 併設/札幌どうぶつ皮膚科・耳科センター
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