シニア科
ワンちゃんやネコちゃんの社会も高齢化を迎えています。高齢になると、体力や視力が落ち、筋力、関節などの運動機能や内臓機能も低下してきます。
シニア科では、病気の治療だけではなく、将来を見越した様々な医療サービスをご提供しています。
また、セカンドオピニオンも受け付けていますので是非ご相談ください。
シニア科創設のきっかけ
動物病院では、動物たちの病気を診断し治療します。
病院では経験豊富なスタッフが看病や介護をしますが、自宅では飼主さまが行うことになります。不慣れな方にとって、動物の看病や介護は大変かもしれません。
また、重病になれば仕事を休んで看病する方もいます。
寝たきりになると、排尿・排便、寝返り、シャンプーなどの介護が必要になります。
このような、悩みを解決するのが、今後の私たちの1つの使命だと確信し、シニア科を創設しました。
シニア科では、普段の診察では伝えきれない、家庭の医学をアドバイスしています。
シニア科の内容
① シニア相談会
高齢動物の悩みを話し合うための相談会を開催しています。その内容は、
- 高齢動物の生活指導
- 病気の早期サインの発見、健康診断
- マッサージ、リハビリなどの自宅ケア
などですが、他にもご希望があれば事前にお伝えいただき、私たちが講演しています。
② シニアトリミング
パピーからシニアまでをコンセプトに、どのような年齢のワンちゃんでもトリミングやシャンプーを行っています。病気のワンちゃんには体調を見ながら実施しています。詳しくはトリミングページをご覧ください。
③ 緩和ケア
病気が末期になると、精一杯の治療をしても、これ以上の改善は難しいという場合があります。
そんなときでも飼主さまがあきらめない限り、私たちは最後まで支え続けたいと思っています。
おいしいものを食べたり、気分転換になるお散歩、痛みのケアなどできることがあるかもしれません。
ワンちゃんと一緒に過ごす時間がある限り、たくさんの思い出ができるようにお手伝いさせていただきます。
④ 健康診断
健康診断の普及は、シニア科の大切な役目です。
高齢期の病気は完治が困難なものが多く、そのような病気にはうまく付きあっていく必要があります。普段の生活に大きな支障が出たり、生涯にわたる治療が必要になる前に、早期発見と生活習慣の見直しによって進行を予防していくことが大切です。
当院の健康診断についてはこちらから。
きたのさと動物病院 併設/札幌どうぶつ皮膚科・耳科センター
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