動物看護師としての知識と技術を生かしてください
当院は、獣医師、看護士、トリマー、事務員まで全員が仲良く、のびのびと成長していただきたいという方針のもと人材育成を真剣に考えています。スタッフ1人1人の人生を大切に考え、全員がこの仕事を選んでよかったと思えるような職場にすることを何より大切にしています。
新卒の動物看護師の仕事
最初の1か月
飼主さまから問診をとったり、動物の保定、検査、処方箋作りなど、どんな仕事があるのかを知ることが大切です。教育係の動物看護師と一緒に指導要綱に沿って仕事を覚えていきます。
1年目のゴール
動物看護師は1人の飼主さまの担当につき、担当した飼主さまの来院理由、動物の状態を確認し、獣医師に引継ぎます。診察中は保定、検査、治療を進め、処方箋を作って、担当した飼主さまに説明します。自分が担当した飼主さまへの配慮、診察中に発生する仕事全般を円滑に進めるのが1年目の仕事です。
3年目のゴール
当院ではチーム医療を徹底しています。動物看護師はチーム医療を円滑に進めるために重要な役割がたくさんあります。また、フードやシャンプー療法のアドバイザーとして、飼主さまに頼られる知識と技術を身につけていきます。
動物看護師の仕事
①診察業務
専門学校で学んだ各種検査、保定、調剤、入院動物の看護、手術補助など診察に関わる仕事です。
診察時間は主にこの業務を行います。
②来院する動物たちを安心させる
来院する動物たちは慣れない環境に緊張します。
でも、動物看護師が優しく接することで、動物たちはずいぶんと安心します。
動物の治療はここから始まります。
「動物たちを助けたい」
という思いで動物看護士を目指した方なら、きっとできる仕事です。
③病気から回復しようとする動物たちのお手伝い
これまで学んだ動物看護の知識や技術を生かし、
動物たちと触れ合って動物たちの病気が治るようにサポートしてあげてください。
④飼主さまのためのアドバイザー
動物看護士は自らの知識と技術を生かして、
飼主さまのアドバイザーになっていただきたいと考えています。
日常ケア、スキンケア、栄養学、シニア動物の介護、問題行動の修正、健康診断プログラムの作成など、やりがいを感じる仕事を見つけて、知識と技術を磨いてほしいと願っています。
⑤後輩スタッフの指導や育成
動物病院では、スタッフの育成はとても大切な仕事です。
また、私たちが将来どのような動物病院になりたいのかを共有し、それに向かって行動する必要があります。
動物看護学以外にも、スタッフの育成や経営に携わる仕事を選ぶのも1つの道です。
早番出勤の1日
8:30 出勤
入院動物をチェックし、診察開始までの準備や掃除を行います。
8:50に病院の受付が始まります。
9:00 午前の診察のはじまり
午前の診察が始まります。
問診、検査、治療、保定、調剤など診察業務を行います。
12:00 午前の診察終了
午前の診察終了後、手術の準備を行います。
準備が終わると1時間の休憩時間です。
13:30 手術
手術では助手に入ります。
手術がなければ各自が自分の仕事を行う大切な時間になります。
16:00 午後の診察のはじまり
午後の診察が始まります。
あと少し診察業務を行うと帰宅できます。
17:30 1日の業務終了
午後の診察開始から1時間半、早番の看護師の業務終了です。
残業することもありますが、基本的に早番の方は残業がないように努めています。
遅番出勤の1日
10:00 出勤
出勤したら午前の診察が始まっています。
問診、検査、治療、保定、調剤など診察業務に加わります。
12:00 午前の診察終了
午前の診察終了後、手術の準備を行います。
準備が終わると1時間の休憩時間です。
13:30 手術・予約診察
手術では助手に入ります。
手術がなければ各自が自分の仕事を行う大切な時間になります。
16:00 午後の診察のはじまり
午後の診察が始まります。
もうひと頑張りで1日の仕事が終わると思うと、再び元気が出てきます。
19:00 午後の診察終了
1日の診察が全て終了です。
早く帰宅できるように全員で協力して、病院の片づけやレジ締め業務などを行います。
きたのさと動物病院 併設/札幌どうぶつ皮膚科・耳科センター
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