「サルコペニア」聞いたことありますか?
2022.6.27
皆さんこんにちは~
看護師の牧田です。
先週の日曜に、CATvocate認定プログラムという試験受けてきました。
その中で聞き慣れない、「サルコペニア」という筋肉量が減少し筋力が低下していく状態について学びました。
年をとった猫ちゃんは体を撫でてみたときや、見た目にも筋肉量が落ちてなんか痩せてきた?と感じることがあると思います。
サルコペニアが進むと、筋肉量は減ってきている代わりに脂肪が増えるので体重はあまり変わりません。ですが、見た目や体を触った感じがゴツゴツと骨が触れるようになります。
頭部の形が骨ばって見える、背骨や肋骨がごつごつ触れる、腰から太ももにかけて筋肉が減って骨が触れるようになってきます。
筋肉量が減るとフラついたり、すぐに疲れて休みたがることが増えてきます。
高齢になってきたから…と思うと思いますが、もしかしたら病気が隠れていることもありますので、体調チェックもかねてご相談ください。
人の60才が猫では11才といわれ、猫の15才が人でいうところの76才にあたります。つい猫の気持ち良いアゴや頭だけを触りがちですが、体全体を撫でてみる習慣がちょっとした変化に気づくタイミングになります。
健やかで穏やかな毎日がすごせますように…!
きたのさと動物病院 併設/札幌どうぶつ皮膚科・耳科センター
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