スタッフブログ

皆さん、こんばんは～

看護師の牧田です。

今回は、「猫ちゃんの膀胱炎」です。

前回、「ワンちゃんの膀胱炎」でも書きましたが、猫ちゃんも同じような原因で起こるものもあります。

猫ちゃんはそれに加えて特発性膀胱炎というものがあります。

「特発性膀胱炎」とは・・・

細菌感染などの明らかな原因が見られないにもかかわらず、膀胱炎の症状が見られるものです。比較的若い猫に多く、治っても再発しやすいという特徴があります。

🐱きっかけ🐱

・同居猫と仲が悪い、トイレの数が少なかったりトイレに不満があるなど、環境ストレスがある

👀症状👀

・頻尿

・排尿時痛がる

・尿に血が混じる

・何度も排尿姿勢をとるが、少量の排尿もしくは尿がでていないようだ

・いつものトイレの場所に間に合わず、違う場所で排尿してしまった

📋検査📋

・尿検査

・超音波検査

🏥治療🏥

・場合によっては抗生剤や止血剤の内服

・フードをストレス緩和成分入り尿ケア用療法食へ切り替える

💉予防💉

・長時間排尿を我慢させないようにし、膀胱内に尿を貯めすぎない

・水分をこまめに補給

・そのコが落ちつける場所をつくる

・トイレの数を増やしたり、落ちついてトイレで用をたせるよう工夫する

膀胱炎は若いワンちゃんやネコちゃんでも起こりやすい病気です。

毎年春に実施しているフィラリア健康診断を受けてみるのはいかがでしょうか？

フィラリア健康診断にも膀胱炎をチェックする尿検査が含まれています。

もし、尿検査で膀胱炎が見つかった場合、超音波検査を実施することもできます。