狂犬病ワクチンを受けましょう!
2022.4.20
こんにちは、看護師の江口です
4月に入り、札幌市から狂犬病予防注射のお知らせが届き始めていると思います!
狂犬病は、漢字から想像すると
犬にしかかからない病気と勘違いされている方も多くいらっしゃいますが
犬だけでなく人を含む全ての哺乳類や鳥類がかかる病気です。
狂犬病のウイルスは、狂犬病にかかっている動物の唾液に含まれており
その動物に咬まれると感染してしまうため、
犬の登録と狂犬病予防注射は飼い主様の義務となっています。
狂犬病にかかった動物の主な症状としては
・狼のような特徴的な遠吠え
・流れるようにヨダレをする
・攻撃的
・不安感
・恐水、恐風症状
などがあげられます。
発病すると死亡率はほぼ100%の恐ろしい病気で、現在の医学でも治療方法はありません。
日本には狂犬病予防法という法律があり、
生後91日以上の犬には一生に一度の登録と
一年に一度の予防注射が義務付けられております。
また、鑑札及び狂犬病予防注射済票を犬に装着することも義務付けられています。
犬の登録と鑑札の交付は病院でもできます。
また、体調不良や病気により予防注射を受けられない場合は
猶予の手続きが必要になりますのでどちらもお気軽にご相談ください。
現在日本は、狂犬病発生のない11の国・地域の"狂犬病洗浄国"の中のひとつですが
海外では多くの発生例が未だに報告されています。
日本にも様々な動物が輸入されておりいつ発生するかわからず、
狂犬病は予防注射を実施してれば予防できる病気ですので
大切な愛犬のために必ず登録と年1回の予防注射を実施しましょう。
暖かくなってきてお散歩も行きやすくなってきました!
うちの子は今年で15歳ですが
健康診断もしてまだまだ元気です💪
きたのさと動物病院 併設/札幌どうぶつ皮膚科・耳科センター
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