わんちゃんと過ごしやすいお家の工夫

2022.12.25

こんにちは、看護師の江口です

今回はわんちゃんが快適におうちで過ごす為のお家の工夫を紹介したいと思います!

まずは、床の素材です!

フローリングなど、つるつるしている床では脚が滑ってしまい、股関節や膝や腰にダメージを与えてしまいます。

椎間板ヘルニアや脱臼、股関節形成不全などの病気を起こしてしまう可能性があるので、関節を痛めないようタイル等で対策をしてあげましょう!

私のお家では、汚れたら一枚ずつ細かく変えれるようにこのようなものを使っています!

次に、スロープです!

ソファーやベッド等の極端な段差があるところには四肢や関節、腰などのからだの負担軽減のために使用します。

極端な段差の上り下りやジャンプは地面と接触する際に極端に四肢や腰に負担がかかりやすく、

脱臼や骨折を中心とした犬の怪我リスクを高めてしまいます。
また、股関節形成不全やヘルニアなどの病気の発症リスクを高めたり、病気を進行させてしまう危険性もあるので

ソファーやベットに上ることが好きな子のためにもスロープを設置してあげましょう!

結構場所は取ってしまいますが、

ダックスがいる私の家ではこのように足が滑らないように、

滑り止めの素材が使われているものを使用しています!

次に、ご飯のお皿を置く高さの工夫です!

低い位置にお皿を置いてしまうと

・喉の詰まりや吐き戻しの原因になってしまう

・前のめり姿勢になり、胃腸に負担がかかり

 特に大型犬では胃捻転を起こすこともある

・特にシニアやパピーちゃんは、下を向いて食べることで食事が逆流しやすくなる

等のデメリットがあります。

わんちゃんの食器を置く高さの基準としては、肩の高さを目安にすると良いとされています。

体高から10cm低い高さを測っても大丈夫です!

ガツガツと勢いよくご飯を食べる子であれば

安定感も重要です!

私の家には15歳のおじいちゃんダックスがいるので、家は犬第一優先の仕様です^^;

犬種やお家の子にそれぞれ合った過ごしやすいお家作りを心がけていきたいですね☺︎!

雪も降ってきて気温も低く道路も滑りやすくなってきているので

ご来院の際は時間に余裕を持ってお気をつけてご来院ください!

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きたのさと動物病院 併設/札幌どうぶつ皮膚科・耳科センター

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