短頭種の外耳炎はヤバい…
2021.2.8
こんばんは!獣医師の平島です!今日は短頭種の外耳炎という少し絞った内容を書いていこうと思います。
早速ですが上の写真を見てください。
短頭種とその他犬種の耳の穴を、説明がしやすいようにわりと極端に描いて見ました。
短頭種の方が鼓膜に近づくにつれて耳の穴が狭くなっていくのがわかります。
外耳炎とはその名の通り外耳の炎症です。炎症は虫刺されをイメージしてもらえばいいです。つまり、皮膚が腫れる、痒い、赤くなるなどです。
短頭種の狭い耳で腫れたら簡単に塞がってしまいます。こうなってしまったら、塞がったところ〜鼓膜までは閉鎖状態になり点耳薬も入らないし、細菌は増殖するという悪循環が生じ、最悪中耳炎になり耳の穴を手術しないといけなくなります…。
なので、最近毎日耳を掻く、頭を振る、耳が臭い、耳垢が増えたなどの症状があればすぐに診察を受けてください!!
それでは以上です!お休みなさい!
きたのさと動物病院 併設/札幌どうぶつ皮膚科・耳科センター
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