乳腺腫瘍について
2021.1.25
こんばんは!獣医師の平島です。
今日は乳腺腫瘍について書いていこうと思います!
乳腺腫瘍は中高齢の未避妊メスによく見られ、第4、5乳腺で特になりやすいと言われています。
悪性と良性の比率はいずれも50%です。また、サイズが3センチ以上になると悪性の比率がより高くなっていきます(._.)つまり初めは良性でもサイズが大きくなるにつれ悪性に変わるということです。(※全ての症例がこの記述に当てはまるとは限りません!)
基本的に手術で乳腺をとって病理検査を実施して診断します。
良性だった場合定期検査を実施しながら再発がないかを見ていきます。
悪性だった場合、腫瘍の転移などを精査した上で抗がん剤、放射線治療なとを考えていきます。
ご存知の方も多いかもしれませんが、乳腺腫瘍は早期の避妊で予防できる確率が高くなります。
仮になったとしても重複しますが小さければ腫瘍をとって終わることだってあります。なので、時々からだを触ってデキモノがないかチェックして下さい!
きたのさと動物病院 併設/札幌どうぶつ皮膚科・耳科センター
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